KDPでの価格を0円で販売する方法

KDPでは常時無料で販売できない。


先日、Kindle Direct Publishingという自分で電子書籍を販売できるAmazonのサービスで無料で書籍を販売しました。それから、売り上げは毎日のように伸び続けています。


これは、1冊だけKDPで「常時無料」という戦略を取ったからだと思っています。

by カエレバ

しかし、KDPでは「常時無料で販売する」ことができません。KDPを運営しているAmazonは独占販売をしたがっているからです。では、なぜ我輩がKDPで常時0円で販売することができたのでしょうか?

ここでは、KDPで自分で書籍を販売する際に「常時0円」という価格で売りたい方に向けて説明いたします。


KDP=Kindle Direct Publishing


では、まずはKDPの説明をします。

KDPとはKindle Direct Publishing(KindleでダイレクトにPublishing《出版》する)という意味。

つまり、出版社を通さずに自分の書籍を出版できることなのだ。

今まで本を出すためには出版社に原稿を持っていったりして、編集者に気に入られて・・とか。
自費出版で何百万円も支払って出版というのが普通でした。

しかし、それらの時間、費用が一気になくなり、AmazonアカウントとPCさえあれば簡単に出版できるようになったわけだ。

今回説明するのは、このKindleでの出版方法です。


Kindleでは5日しか「0円」で販売できない


Kindleで出版する際に0円で販売しようとすると、

本をアップロードし、 価格設定を行うと35%のロイヤリティーの場合
「価格は¥99から¥20000の間で設定してください。」 と忠告されます。

そのため、最安値でも99円と選択しなくてはいけません。

また、KDPセレクトに登録されている本は、自分自身の判断で、最長で 5 日間、無料で読者の皆様に提供できます。」 
 
本を KDP セレクトに登録した場合、その本のデジタル版を Kindle ダイレクト・パブリッシングでのみ独占的に販売することに承認したものとみなされます。 
https://kdp.amazon.co.jp/help

そのため、この5日分を無料キャンペーンとして使ってしまえば、あとは有料で販売し続けるしかないのだ。

競合他社との価格整合性


しかし、AmazonのKDPの規約にはこう書かれている


申請者の書籍は無料プロモーションの一環として他の販売チャネルを通して入手可能となることがあります。本プログラムを通じて提供される電子書籍について、別の販売チャネルでの同じ書籍の無料販売促進と同等の販売促進をすることが重要です。それゆえ、申請者の電子書籍が他の販売チャネルにおいて無料で提供されるとしたら、当社も、無料で提供することができます。当社が他所での電子書籍の無料プロモーションとマッチさせた場合、その販売促進期間中の申請者のロイヤリティはゼロになります。
KDP利用規約

まとめると、他の販売サイトで価格を無料に設定して、同じものを発行すれば、KDPでも常時0円で販売することができるというわけです。


常時0円で販売する流れ


では、KDPでも常時0円で販売する流れを見ていきましょう。 この方法は必ずしも成功するとは限らないし、順番どおりにやらなくても成功することもあることだけ肝に銘じておいてください。

あくまで価格の変更はAmazon側にゆだねられます。我輩はこのやり方で成功しました。


1.楽天Kobo、iBooksのどれか一つで0円で販売したいものを価格0円で出版する。

2.審査が通ったら、KDPでも、同じファイル、同じ表紙で、同じ著者名で出版する。その際に価格は最安値99円でオッケー。

3.KDPでも審査が通ったら、1で販売している電子書籍は0円なのにAmazonだと高く売られているので、Amazonでも0円で販売してほしい。というお客さん目線でのお問い合わせをします。

4.後日、Amazonからお問い合わせ内容の答えが返ってくるので、そこに「オッケー」という回答や、前向きに検討します。という内容が書いていれば反映される可能性があります。



※あくまでも価格の変動はAmazon側にゆだねられるので、価格が必ずしも0円になるとは限りません。


楽天Kobo、iBooksのどちらかで0円で出版する


KDP以外のサービスで電子書籍を0円で先に販売しておきます。

代表的なものは「楽天Kobo」や「iBooks」です。この両サイトは常時0円で販売することができます。

また、Amazonでのアカウントとは別にアカウントを作成する必要があります。

・楽天Kobo→楽天アカウント
・iBooks→Appleアカウント


ただし!iBooksはMacbookでしか発行できないようです。我輩はWindowsなので楽天Koboで発行しました。


KDPでも同じファイル、同じ表紙を使う


KDP以外のサービスで、0円で出版、審査を通すことができたのであれば販売されるまで待ちます。

KDPと違って、楽天Koboの場合は審査に2,3日かかり土日は審査を受け付けていません。そのため、早く0円で販売したい場合は早めの審査を通すことをオススメします。

そして、審査が通ったのであれば、KDPでも「同じファイル」「同じ表紙」で最低価格(99円)で審査に通します。

 
注意点

「txtファイル」、「epubファイル」、「表紙」は両方とも同じものを使用してください。なぜなら、この世に同じものを2つ違う販売サイトで売るということですので。

そのため、ファイル名が違ったり、表紙の画像の色を少し変えただけで、それは同じものではなくなります。
あくまでも両サービスとも編集など一切せずに、KDPとKDP以外の販売サイトで審査を通してください。
 


もし、KDPでの出版のやり方が分からない方はコチラを参考にしてください。

関連記事:Kindleで月に3万円稼ぐのは簡単だよ!出版の方法を公開!


KDPにお問い合わせメールを送る


KDPで最低価格で審査が通ったのであれば、

KDPでは99円。KDP以外のサービスでは0円で世の中に販売されていることになります。

そして、世の中ではAmazonの方が高く売られている。という状況が作り出せます。

Amazonの規約には「競合他社との価格整合性」があるので、KDPにお問い合わせをかけるのです。すると後日、Amazon側から値段を変更してくれる可能性があります。


Amazonにお問い合わせをかけて、「楽天Kobo」もしくは「iBoooks」で同じものが0円で売っていますけど、Amazonの方が高いので値段を合わせてください。
 
・お互いの本のページのURL
・ASINの番号 など

お互いのページのURLやASINの番号を貼り付けておくとスムーズに連絡が済みます。

そして、後日Amazon側からメールが届くと思いますが、承知しました。や前向きに検討しますといった内容であれば、書かくを変えてくれる可能性があります。


KDPお問い合わせページ
 

あくまでもAmazon側に価格の変動が委ねられること


お問い合わせメールを送ったからと言っても必ずしも0円になるわけではありません。

あくまでもAmazon側に価格の変動が委ねられます。


※もし価格が変わらなければ、もう一度0円でKDP以外の場所で審査を通して、1からやり直して変わる場合もあります。また、メールでお問い合わせをしなくても自動で変わる場合もあります。

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by カエレバ


Kindle(KDP)で販売する方法はコチラ

関連記事:Kindleで月に3万円稼ぐのは簡単だよ!出版の方法を公開!



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プロフィール
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大魔王ポルポル/ホームレス

日本一周をママチャリで達成する。その後、クズとなり、仕事もせず、ダラダラとホームレスな生活をしている。しかし、その後はアフリカに行こうとしている。ブログを通じて助けを求めたり、グチをこぼしたり、小遣いを稼いだり、とにかくクズ


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