1年間ほぼ野宿をして分かった、旅の野宿は「場所」と「方法」次第で楽しくなる！

本来、野宿は公園やお店の入り口など、外で寝る行為である。基本的には、テントや寝袋を使って行うのが原則であるぞ。特に寝袋は必須です。何もなしに野宿すれば寒くて余計に疲れますから。そして、危険も起こりうることを忘れてはいけない！

ホームレスを狙った、「おやじ狩り」と呼ばれるような、危険なことが起こる場合もあるので注意が必要なのだ。


▼「寝袋」の関連記事

・キャンプ・野宿にピッタリ！おすすめのシュラフ・寝袋ランキング10選

・耐寒温度-10℃でも寝れる、White Seekの寝袋がよさそう

■野宿をするための階級
・ 初心者①とにかく明るい場所で寝る
・ 初心者②ベンチで寝る方法を知る！
・ 中級者③寝袋を応用させる
・ 上級者④夏と冬の野宿の特性？
・ 超人向け⑤真夜中の職務質問を楽しむ

■野宿するのにおすすめの物
・ 野宿におすすめの本
・ 野宿するのに必要な物

■まとめ
野宿のまとめ
 

1．【初心者向け１】：初心者は、とにかく明るい場所で寝ろ！！

「とにかく明るい場所で寝ろ！」

と書くのは、野宿したことがない初心者が、いきなり暗い場所で寝ると、なかなか寝付けないもの。ダレかに襲われる。何か盗られるのではないか。という恐怖が込み上げるのだ。

そのため、初心者が野宿する場所を選ぶときは、なるべく明るい場所で寝る方がいい。また、恐怖心をかき消すためには、

何かあっても、すぐに駆け込める場所の近くで寝ることです。

コンビニ、24時間スーパーの近く。とにかく明かりが見えてすぐに駆け込める場所があると安心であるぞ。

2．【野宿初心者向け2】：腰を掛ける部分が広めのベンチで寝る方法を覚える！

「ベンチで寝る」という野宿の方法を覚える！

野宿を行う方法として、いろいろな手段がある。お店の入り口で寝るのも良いでしょう。軒下で寝るのもアリです。しかし、1番ベーシックな方法に、「ベンチという場所で寝る」という方法がある。ベンチで寝る場合はテントを使えないことがあるのだが、外で寝る快適さに心を打たれること間違いなし。
おすすめは「腰を掛ける部分が広いベンチで寝る」ことを心がける。

『腰を掛ける部分が広い』＝『ベッドとしての面積が広い』＝『寝返りが打てる』

これだけで素晴らしいのだ。

中級者向け3】：寝袋を応用させる

野宿において、テントと寝袋のセットは必要不可欠である。しかし、テントを持っていないという人は、寝袋で寝るしかない。また、テントを広げることのできない公園に遭遇することもあるだろう。

そんな人は、寝袋の下にマットを1枚ひくと楽に寝れることがある！

▶Amazonの[野宿に使えるマット]のおすすめ

そして、マットすら持ちたくないという人もいるだろう。そんな人は寝袋を2枚用意するのだ。そのうち1枚をマット代わりにしてもよいぞ。例えば...。



これは、とある道の駅での野宿の様子だ。道の駅のベンチの壁に、寝袋を枕のようにすると便利。



公園のベンチに赤い寝袋を下にひいて青の寝袋を全身に被って眠った写真だ。少し肌寒い季節だったが、これだけで防寒されるので寝やすくなるのだ。

【野宿上級者4】：夏と冬の野宿の特性

「真夏の野宿に虫よけスプレーは必須！！」

これだけは覚えておくといいです。真夏..。とくに蚊がウジャウジャいると寝られないものだ。そんな時は虫よけスプレー。真夏の野宿は寝袋に虫よけスプレーをかけると効果的である。コレ一択だ。

反対に冬は寒すぎて寝れないことが多い。というか、冬に野宿なんてするものではない。それでも冬に野宿したい人は、寝袋の体感温度が、寒さでも耐えられるものを購入するべきだ。これもコレ一択。

【野宿超人級5】：真夜中の職務質問をたのしむ。

駅で寝ると7割がた職務質問を受けます。注意してください。

この仕組みはこうだ。駅で止まってるタクシーの運転手が通報するのだ。また、大きな街の駅には必ず近くに交番がある。こういった「正義の連鎖」で通報されるパターンが多いんだけど、厄介なことに、警察は自分が寝てても構わず起こしてくるのだ。(仕事なので。)

しかし、それも野宿のだいご味と思えれば、君も真の野宿リストだ。

野宿のプロフェッショナルといえるので、通報されても「野宿してます！」と正々堂々と告げよう。

ブログ「野宿 野郎」は必読です.

野宿生活が淡々と描かれている「野宿野郎」を知っているか？知らなければ、野宿入門者には必見のブログだ。野宿の知恵、方法、場所などが、このブログには、つらつらと書かれているのだ。

またブログの作者、かとうちあき氏は本も出版されているぞ。我輩は読んだことはないが、この記事より役に立つことが書いてそう...。


野宿入門―ちょっと自由になる生き方 (草思社文庫)
あたらしい野宿(上)

ブッシュクラフト
野宿したいニンゲンは参考にするがいい！！ 

野宿を行う際の準備物

1．寝袋

外の気温によって、使用する寝袋が変わってくる。耐寒温度が低い方が山の中でも使いやすい寝袋となっているのだ。



■参考記事：
・「【おすすめ】洗濯もできて、防災時も役に立つ人気の寝袋・シュラフのランキング。日本一周時にも役立つアイテムなのだ。」
・「耐寒温度-10℃でも寝れる、White Seekの寝袋がよさそう」





2．マット
寝袋の下にマットをひくだけで寝やすくなる。暖かくなる効果もあるので、初心者の人はマットをひくことをおすすめ。



キャンプマット シルバー180×60cm S ブルー



3．蚊取り線香
蚊取り線香があるだけで、野宿の世界は変わる。



金鳥の渦巻 30巻 (缶) (防除用医薬部外品)



4．勇気

これに尽きる！勇気を持っていないと、野宿はできない。
時には怖い思いもするからな。我輩はニューハーフに襲われそうになったこともあるのだ。



■参考記事：「ニューハーフのケツで目覚めた朝」

まとめ

・とにかく明るい場所で寝る。
・寝袋を制する者は野宿を制する
・寝袋は「丸洗いできる物」を購入する
・寝袋に虫よけスプレーをかける
・真夜中の職務質問を楽しむ


※野宿禁止エリアがたまにあるのだ。
(沖縄の離島、バーベキューができる公園、テントを張るのだけ禁止の公園など)
野宿をするときは、その場の注意書きを見てしっかり調べることも必要であるぞ



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